オスカー・トゥアゾン&ガーダー・アイダ・アイナーソン「Sex Booze Weed Speed 」@RAT HOLE GALLERY
オスカー・トゥアゾン&ガーダー・アイダ・アイナーソン「Sex Booze Weed Speed 」@RAT HOLE GALLERY
トゥアゾンは割れたガラスや合板ボードなど建築現場にありそうな素材を使った立体作品。
コーススレッドの打ち込み跡も生々しく手作り感とハードな印象。
アイナーソンは大きめキャンバスにほぼ単色の抽象画。それから妙な姿勢の人物コラージュ。
ギャラリーの資料によると、それは80年代の護身術マニュアルの写真をベースにしたものらしい。
いずれもシンプルでミニマルで、若手の欧米作家らしくプライドが高い感じがただよう。
彼らについては、そうした観客との意識上の距離感とか立ち位置設定を楽しむのが面白い。
ところで、毎回このギャラリーは、ほんの数点の作品を大きなスペースに配置するという展示方法で、とにかくセンスがいい。
地下へ降りる階段からの眺めもワクワク感をかきたてる。