細見美術館@京都
近所にあったらいいのにと思わせる、小さいけれど珠玉のような美術館。京都人うらやましいぞ。
平安神宮や国立近代美術館の近くにある日本の伝統美術専門の美術館で、この日は「琳派展XII 鈴木其一 江戸琳派の風雲児」というのをやっていた。私は古典はまったく分からないのだけれど古典の空気は好きです。
ここは建物が面白い。1階から地下3階へ下りながら展示室めぐりをするのだけど、階段が地下広場を見下ろしながらの吹き抜け空間にある。展示空間で作品を観てからその吹き抜けの空間の外階段を下りて次の展示室に行くという動線。影と光、閉鎖と広がり。谷崎潤一郎っぽい。
広場のカフェでその外階段を下りてくる来場者の様子を見ながらワインをいただくのが楽しかった!