イリヤ&エミリヤ・カバコフ「棚田」@越後妻有アートトリエンナーレ2009
今年(2009年)のこへび会議で北川フラムが一番大事な作品と言っていた(ような気がする)。
現地で見ると確かに、青い空、白い雲、深い森、碧い棚田、そして原色のオブジェがすばらしいコンビネーションで、爽快そのもの。それに圧倒されてから、ああ、と思い出したように文章を読むとさらに感動が深まる。
この棚田の持ち主と作家、こへび隊の関わりの話を知ると、やっぱり「大地の芸術祭」を象徴する作品といえばこれなんだな、と納得する。
これからもこの風景がいつまでも維持することを期待したいし、それに関わってみたいという気持ちの後押しをしてくれる作品。