「大岩オスカール:夢見る世界」展@東京都現代美術館
それから都心に戻って清澄白川の東京都現代美術館。「大岩オスカール:夢見る世界」展へ。
ノスタルジックでファンタジック、しかも巨大。ほどよく毒もある。
東京、リオ・デジャネイロ、ニューヨークの下町・裏町に七色の光が漂ってる。
崩壊した都会にペンギンが楽しそうに遊んでる。
野良犬とフラワーガーデンとマンハッタンの部屋にはずーっといたい。
真ん中のベンチでしばしくつろぐ。至福のひと時。
多分、ここの展示構成は空間の使い方が本当にうまい。
犬の部屋からグリーンの部屋へ。でもグリーンの部屋は行き止まり。
なので、戻ろうと振り返ると、犬の部屋の展示を一望することになる。
個々の作品じゃなく5点くらいをいっぺんに見ると新しい楽しみが見えてくるという趣向か。
続いて併設してた「空中庭園」展も。これは東京都美術館時代からのコレクション展。
ですが、旧い収蔵品を新たな切り口で展示するという、どこの美術館でも苦労している取り組みに興味があって見ました。
それからいつものように常設へ。広くて静かで空いてる、かと思ったら意外と今日は混んでた。
みんな岡本太郎の「明日の神話」の前でまったりしていました。