柔らかな器 – 感覚の境目を行き来する6人の作家
新潟のツアーバスでいっしょだった作家の人が偶然、うちの近所でグループ展をすると聞いたので行ってみた。
銭湯の2階のサウナ風の施設なんだけど、商売をやめて長くなるところ。そこに目をつけて現代アートの展示会とはなかなかミスマッチでいい感じ。
グループの6人はインスタレーションあり、大きめの平面作品ありとバラエティに富んでいて楽しめた。杉のコンポストを使ったインスタレーションはいい香りのする不思議な呪術的空間。タイル張りの湯船のある空間はふんわりとした色調の作品とオブジェがタイルの色とあいまってやわらかい世界だった。
大広間がしんぞうさんの部屋で、ゆっくりと作品と対面できた。この人の作品っていろいろと古いことを思い出すんです。
お客さんひとりだけだったので作家とゆっくりお話することができた。畳に座ってちゃぶだいはさんで作家の人と話をするなんて不思議な感じ。
自転車で家まで数分だったんで非日常のアート空間から近すぎ!