横須賀美術館で夕暮れの東京湾
横浜トリエンナーレのボランティアは先週からはじめてるんだけど、込み入った話になるので後ほど。今回は今日行った横須賀美術館。
鎌倉で親族関係の用事が3時ごろ終わったので前から目をつけてた横須賀美術館へ。
鎌倉から逗子、乗り換えて横須賀。さらに観音崎行きのバスで30分、ほぼ終点。そんなに不便なところ行く価値あるのか?と疑問があったものの到着したとたんすでに大満足。
目の前海!ひろびろ。
建物がロケーションを心行くまで生かしています。展示室からふと見上げると丸い窓に青空が。濃密な空気の展示室から廊下をでると、その突き当りの小窓から水平線が。もちろん美術館なので作品を日光から保護するために窓はあくまでも控えめ。だけど、空を海をスパイスにした空間はアートの世界にひたりつつも観音崎というロケーションを忘れさせない。
企画展も収蔵展も知らない人ばかりで興味をそそられなかったけど、建物とロケーションは文句なし。国道の向かい側が観音崎京急ホテルなので時間のない週末の小旅行に最適かも。
屋上庭園につながる裏山の散歩道で明治時代の砲台を見学してから美術館に戻り、正面のレストランのテラスでワイン。レストランは遠慮なく大きな窓で、正面の芝生の斜面の向こうにひろびろと東京湾の水平線を堪能できるようになっています。
ちょうど5時半から6時過ぎで暮れ行く東京湾を眺めながらグラスを一杯、もう一杯と頼んでしまった(写真参照)。みんな車なんだろうな。コーヒーとケーキでうらめしそうなお客さんでいっぱいでした。
でも、美術館も7時まで、レストランも9時までとはポイント高い。日曜日の午後遅くに思い立って高速で横須賀までってあり得る。美術館でアートに浸ってから暮れてゆく東京湾の水平線に浸り、イタリアンのディナー。したいです。私はほろ酔い加減で路線バスで帰りましたけど。