火星 ウソカラデタマコト展@東京大学総合研究博物館
多分、低予算ながら強烈に引きつけられる展示会を連発している東大研究博物館の新しい展示会。今回はJAXAのMELOS(ミーロス)計画について。
はやぶさ騒動のさなかであり、あかつきが金星に向けて順調に航海中なのになぜ火星?と思ったけど、キャプションをよく読んでみると納得。
この展示会に特徴的なのはMELOS計画で検討中の4つの素案(アイデア)をそのまま提示して、みなさんならどれがいいと思う?と聞いていること。宇宙開発の計画について市民の声を聞くのは意外とこれが初めてとのこと。また、研究者とのフリートークも予定されているとのこと。
公金によるプロジェクトには市民の理解が欠かせなくなったという政権交代のひとつの成果なんでしょうか。いずれにしても成果だけを報告するこれまでの宇宙開発とは違った取り組みに好感度アップです。