チャロー!インディア インド美術の新時代@森美術館
バブルの塔、ヒルズ最上階の森美術館へ。ここではインドの現代アートを百花繚乱に見せてくれた。
平面、インスタレーション、映像と西欧の作家にひけをとらない完成度の高さ。インドの現代アートシーンのレベルの高さを目の当たりにできる。しかし、逆を返せば別にどこの国でも構わないのでは、単に世界が平たく同時間性を持っていることを認識するだけのこと?とも思える。
日本の現代アートシーンがレベルの高さとともに膨大な消費社会をバックにした分厚い文化層を持っていることを常に垣間見せているのと比べて、どうよ?というのが全体の感想。
それはそれとして、森美ってやっぱり料金なりの満足は与えてくれる。企業美術館の奥行きの深さもつくづく感じた。
森美のチケットに付属のヒルズ屋上見物で夕暮れの東京の夜景も楽しめた。しかし高所恐怖症の私は数分で退散。