MOTコレクション 第1部 私たちの90年 1923―2013 第2部 クロニクル 1966―|拡張する眼
MOTコレクション 夏の遊び場ーしりとり、ままごと、なぞなぞ、ぶらんこ
現美の常設・夏版。時間がちょうど良かったのでガイドトークに初参加した。ボランティアのお姉さんのガイドに中学生の群れとともに1階と3階を1時間ほど一回り。
吹き抜けはエルネスト・ネトだった。巨大なネットがぶらーんと下がっていて、気持ちのいい空間だった。
ガイドトークでひとつひとつの作品についての背景、意図、こぼれ話などを話してくれて、やっぱりただ見て回るだけでなく知識や情報を背景に作品に触れることの価値が分かりました。
それにしても現美の常設では田中功起のビデオ作品が必ずあるね。あれとヤノベケンジは必須なんでしょうかね。
あと気になったのはナム・ジュン・パイクのふるーい機材を使ったビデオアート。あの30年前のビデオカメラやらトリニトロンテレビって壊れたらどうするんでしょうか。30台くらいの古いテレビを並べた作品があったけど、1台でも壊れたらそこだけ最新の液晶テレビに交換することになるんでしょうか。
時代モノのメディアアート作品の維持・保全というのも大変な仕事なのではないかと再認識しました。