映画『パリ・ルーヴル美術館の秘密』
DVDの郵送レンタルによってようやく観ることが出来たルーブル美術館の1990年の改修とリニューアルオープンの様子を捉えたドキュメンタリー映画。
職員1200人だって、すごいね。建物も巨大で古い。地下の職員廊下ではカートが走りまわり、職員がローラースケートをはいてい走ってた。それに数世紀前の通路らしきものを通って職員が普通に移動しているのがすごかった。
美術館って表に見える展示に関わる仕事だけでも清掃、セキュリティ、監視などがあるんだけど、それ以外にも収蔵、補修、管理が大きな仕事。素敵な学芸員の活躍ではなく、それらバックヤードの仕事をじっくりと描ききっているところがよかった。
それにしてもこの映画が作られたのは1990年。でも日本での公開は2003年って、どうして13年もかかるのか。憤っていいのか、上映されただけましと思うべきなのか。