Skyline 勝又邦彦@ギャラリー冬青
お気に入りの写真家、勝俣邦彦が見られるというので自転車で新中野まで。
青梅街道からちょっと入ると閑静な住宅地で、ギャラリー冬青はその一角の素敵な住宅にある。アットホームな雰囲気で知人の家におじゃまして個人収蔵品を見せてもらっているような気分。お茶まで出してもらったし。
勝俣邦彦は近代美術館に収蔵されているくらいの中堅です。ランドスケープ(横長比率)
をさらに横に広くしたような画面に、都市の超遠景が空を広く広くとって撮影されている。あまりに空が広くて都市そのものは下のほうにちょっとしか見えていない。中にはほとんど空しか映っていないものもある。ちらっと自由の女神らしき形があって、これは多分NYか、というのも。
変化激しい都市でも空だけは変わらないということを思い出させてくれる。また、空は世界中のどこの都市へもつながっているということも。