「One of My Turns」ピンク・フロイド | 歌詞日本語訳

「One of My Turns」ピンク・フロイド | 歌詞日本語訳

これも麻痺したような前半から、発作的にダイナミックになる後半のコントラストが素晴らしい曲です。

ピンクがロックスターになってからのシーンでは、米国西海岸の都市部の風景が多くなります。

特に、フリーウェイを眺めるリビングのインテリアがいかにも人工的で、最初の曲「In the Flesh?」にあった「disguise(偽り)」という言葉がピッタリします。

One of My Turns
Day after day, love turns grey
Like the skin of a dying man.
Night after night, we pretend its all right
But I have grown older and
You have grown colder and
Nothing is very much fun any more.
And I can feel one of my turns coming on.
I feel cold as a razor blade,
Tight as a tourniquet,
Dry as a funeral drum.

Run to the bedroom,
In the suitcase on the left
You’ll find my favorite axe.
Don’t look so frightened
This is just a passing phase,
One of my bad days.
Would you like to watch T.V.?
Or get between the sheets?
Or contemplate the silent freeway?
Would you like something to eat?
Would you like to learn to fly?
Would’ya?
Would you like to see me try?

Would you like to call the cops?
Do you think it’s time I stopped?
Why are you running away?

自分の番
来る日も来る日も、愛は乾いていくばかり、
死んだ男の肌のように。

夜ごと夜ごと、ふたりは大丈夫なふりをして、
でもじぶんは年をとり、きみは冷たくなっていく。
楽しいことなどもう何もない。

そしてやがて自分の順番が近づいてくるのを感じる。
それは剃刀の刃のように冷たく、血止め帯のようにきつく、
葬列のドラムのように乾いている。

ベッドルームにとび込んで、左側のスーツケースの中に
おれのお気に入りの斧がある。

そんなに怖がらなくてもいいよ。
これはおれのサイアクの日のいつものことさ。

テレビでも見るかい?
それともふたりでベッドにとびこむか?
あるいはフリーウェイの景色でもながめる?

なんか食べる?
空飛ぶ練習でもする?
それとも、
それとも、おれがそうするのを見たいのかい?

ケーサツを呼ぶつもり?
そろそろやめてほしいと思ってる?
きみはどうして逃げていくんだよ。