アートイベント一覧

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性差(ジェンダー)の日本史@国立歴史民俗博物館

性差(ジェンダー)の日本史@国立歴史民俗博物館 古代、中世、近代の歴史展示からジェンダーを語るという展示会。 鎌倉時代の仏像から往生を願っての紙片や毛髪が大量に発見されたものが興味深かった。紙片にはそれぞれ氏名が書かれており、女性の名前も大量にあったという。法然と遊女の逸話から当時の仏教においては女性は往生できないものとされていたと考えていたのだが、そうではないらしい。 また、近世における髪結いとい...

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「ハマスホイとデンマーク絵画」展@東京都美術館

「ハマスホイとデンマーク絵画」展@東京都美術館 数年前にあったハマスホイの大規模個展が忘れられなくて行ってみた。前回はなんと2008年だから10年以上前になるのか。 ハマスホイは新しいのがなくて、しかも前回見た建物のがなくて少しがっかり。しかし、それ以外のデンマーク作家の部屋が素晴らしくてしばし滞在。 ハマスホイと同時代の作家による室内がよかった。ラウリツ・アナスン・レング「遅めの朝食、新聞を読む画...

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話しているのは誰? 現代美術に潜む文学@国立新美術館

年齢や実績、表現手法に多様な作家6名によるグループ展。キュレーターの意識が顕になるこうした展示会は好み。それぞれに大きなスペース(とおそらく大きな制作費)を与えての贅沢な展示は、見る者の気持ちもリッチにさせる。 最初の部屋は田村友一郎。米国の田舎町のナンバープレートというモチーフから始まり、それが「Oar(オール)」>「All(すべて)」という認識へとつながるインスタレーションと映像の表現構成は見事。映像も最後...

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「帝国日本」の残影 海外神社跡地写真展@横浜市民ギャラリー

非文字資料研究センターによるこの写真展のことを知り、急遽野毛山まで行ってきた。横浜市民ギャラリー、遠い。桜木町すぐにあったときは便利だったのに。 写真展は帝国日本によって戦前・戦中にアジア各地に建てられた神社の現状を探し出して、その跡地を撮影したもの。 助成事業ではあるものの、執念を感じさせる仕事だ。古い地図で場所を調べ、現在の地図でそれを確認。そして現地に足を運び、現地の人に話を聞いて撮影する。 ...

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No Museum, No Life?―これからの美術館事典  国立美術館コレクションによる展覧会 | 東京国立近代美術館

No Museum, No Life?―これからの美術館事典  国立美術館コレクションによる展覧会 | 東京国立近代美術館No Museum, No Life?―これからの美術館事典 国立美術館コレクションによる展覧会@東京国立近代美術館5つの国立美術館の各館よりコレクションを持ち寄っての合同企画。展示会としてはプランニングが立ちすぎて作品がかすんだという失敗だと思う。展示会の構成は美術館に関わることがら、例えば「A...

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展覧会情報現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより

展覧会情報現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 ヤゲオ財団コレクションより現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展@東京国立近代美術館いわゆる個人コレクターのコレクション展。近美の企画展には失望したことはほぼないのだけど、これはちょっとがっかり。コレクターのとりとめのない趣味を見せられただけのような印象。キャプション上段が取引的価値について、下段が作品的価値についてという構成は面白かったが。結局、個人のコ...

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2014.7.5 – 8.31 戦後日本住宅伝説—挑発する家・内省する家 – 埼玉県立近代美術館

2014.7.5 - 8.31 戦後日本住宅伝説—挑発する家・内省する家 - 埼玉県立近代美術館戦後日本住宅伝説ー挑発する家・内省する家@埼玉県立近代美術館前評判に惹かれて行ったのだが、わざわざ北浦和まで行くこともなかったという結果だった。美術館は、建築展とは建築物を作品として見せる展示会なのかという疑問から出発してほしい。美術展と違い、そうなると実物を設置するわけにいかず、モデルと図面、写真とビデオを設置するしかな...

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世田谷文学館 – 文学を体験する空間

世田谷文学館 - 文学を体験する空間茨木のり子展@世田谷文学館世田谷は区立美術館もでっかいし、美術館の分館も3つもあってさらに文学館もある。どれもしっかりと地元に根付いている感じがしてうらやましい。それで初めてこの世田谷文学館に行ってみた。そんなに大きくないのだが居心地のいいオープンスペース、ミニホールも開放的。常設展も企画がしっかりとして、よくある展示しっぱなしの常設とは一線を画している。そのように建物もいいのだけ...

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展覧会情報映画をめぐる美術 ――マルセル・ブロータースから始める

展覧会情報映画をめぐる美術 ――マルセル・ブロータースから始める映画をめぐる美術――マルセル・ブロータースから始める@東京国立近代美術館うかうかしてると終わっちゃうので行ってみた。ここしばらくでは一番おもしろくて、こんな面白いもの見逃すところだったのかと安堵。タイトルのマルセル・ブロータースという人は知らなかったが、今回の展示会で特に重要なわけではないと思う。近代から現代にかけての映像とテキストをモチーフとした作品群...

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展覧会情報コレクションを中心とした小企画: 泥とジェリー

展覧会情報コレクションを中心とした小企画: 泥とジェリー泥とジェリー@東京国立近代美術館ギャラリー4常設は前回訪問時から変更なしなので駆け足で通りすぎて小企画の「泥とジェリー」へ。近美の小企画はテーマを決めて収蔵品から展示するというもの。学芸員という鑑賞のプロはこうして見るのかといつも勉強になる。今回は泥とドロドロというマチエールとテーマを重ねたものだった。ドロの方は岸田劉生の有名な土のむき出しの坂道から、泥から生ま...

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MOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり

MOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまりMOTアニュアル2014 フラグメント―未完のはじまり@東京都現代美術館若手作家によるグループ展。数年前に小さなアートスペースで見たことのある作家がいて感慨深い。髙田安規子・政子(双子姉妹らしい)は日用品を素材にした小品。軽石を削って作ったローマのコロッセオがホーロー引きの洗面器に入っている。はかなくて息をするのも気になるくらいだった。あと、地面や壁のコケを削って...