東京国立近代美術館
暑い夏にはここに涼みに行く。常設展はいつものように閑散としてるし、お馴染みさん(作品)にも出会えるし、4階の展望室も居心地いいしでサイコーです。8月からリニューアルでしばらくお休みなのでふらっと行ってみた。
ちょうどガイドトークの時間だったので参加。高村光太郎の「手」からビル・ヴィオラの「追憶の五重奏」、アントニー・ゴームリーの「反映/思索」までと多彩なチョイス。対話型鑑賞なのでこちらもたっぷり話ができてよかった。
戦争画は橋本八百二「サイパン島大津部隊の奮戦」と藤田嗣治「ソロモン海域に於ける米兵の末路」だった。[ソロモン海域…」は軍部の意図としては敵軍の惨めな姿をさらすということだろうが、かえって極限環境における人間の崇高さが浮かび上がる映像だった。メデューズ号の筏を思い出した。
結局アクア以後、レストランは再開されずだったがリニューアル後に期待してる。