国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO
DOMANI・明日展2009@国立新美術館
文化庁の海外派遣プログラムの成果発表なのでいずれも若手ながら将来有望の方々ばかり。その中でもお気に入りの伊庭靖子と三田村光土里がいたので金曜の夜、六本木まで国立新美術館のレイトショウへ。
伊庭靖子は相変わらず気持ちいい。鎌倉の県美もよかったけど、ここの天井がはるかに高い贅沢な空間で見るとよりフカフカ感があります。
三田村光土里はHIGUREのシャンデリアがありました。あと、桜木町のビデオ作品も。なつかしくなった。もう一回Art & Breakfastやってくれないかしら。
思わぬ発見が栗本夏樹。漆黒と朱漆と螺鈿のきらびやかなオブジェ。なんだけど形態が何かを思い出す。車のボンネット!陰影礼賛的手触りとインダストリアルなフォルムとはナイスマッチ。
あと、高野浩子のアンティーク家具と木製書籍の巨大オブジェは心地よかった。ギリシャ風女性のテコラッタ彫刻も気品ある表情で惚れてしまいそうになった。
それにしてもこの空間は普通の美術館の3倍くらい天井が高いのに照明が心憎いほど気が利いている。